3月5日に来年度の銀行の利率について決定
2008年01月06日付 Jam-e Jam 紙

【経済部】中央銀行総裁は「来年度の銀行による融資の利率や条件、総額、計算方法については、今年のエスファンド月15日〔3月5日〕に発表する」と述べた。

 タフマーソブ・マザーヘリー総裁はメフル通信とのインタビューで、「来年度の銀行の利率は引き下げられるのか」との質問に対し、「来年度の利率については、今年のエスファンド月15日に明らかにされる」と答え、さらに「来年度の銀行の利率や条件、総額、計算方法についても、エスファンド月15日に公表する」と言葉を継いだ。

 マザーヘリー総裁は、銀行の金利引き下げは基本的に必要であるとの見方を示した上で、「金利の決定に当たっては、インフレ率という変数に留意する必要がある」とした。

 同総裁によれば、銀行の金利引き下げとインフレ率の低下は鳥の両翼のようなものであり、「もし両方の翼を一緒に前に押し出すことができれば、銀行の利率とインフレ率の双方を下げることができるだろう」という。

 旧「通貨・信用評議会」の決定と大統領の承認により、今年度の銀行の利率は政府系銀行で2%、民間銀行で4%引き下げられ、それぞれ12%及び13%となっている。「銀行利率適正化法」により、第4次5カ年計画が終了する1388年〔2009/10年〕までに、銀行の利率を一ケタ台にすることが求められている。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:12817 )