ギュル大統領、ホワイトハウスを公式訪問
2008年01月08日付 Radikal 紙

アメリカ合衆国に1986年以降、大統領レベルの最初の公式訪問を実現させたアブドゥッラー・ギュル大統領は、今日(8日)、ジョージ・W・ブッシュ米大統領と会談する。ギュル大統領と昼食をとる予定のブッシュ大統領は、中東和平プロセス、イラク、イラン核危機を議題にするとみられている。ギュル大統領の交渉議題は、PKK(クルド労働者党)との闘い、「アルメニア人ジェノサイド」法案の議会通過の阻止、そしてキプロスで新たな試みを開始することである。

■12年ぶりの公式訪問

アフメト・ネジュデト・セゼル第10代大統領は国連の会議のために、スレイマン・デミレル第9代大統領は北大西洋条約機構(NATO)の会議のためにアメリカ合衆国を訪問したことがある。ギュル大統領は、デミレル元大統領の1996年の訪問後、初めての公式訪問を実現させたことになる。
ギュル大統領には、ハイリュンニサ・ギュル夫人の他、アリ・ババジャン外務大臣、ヒルミ・ギュレルエネルギー天然資源大臣、メフメト・シムシェキ国務大臣、参謀本部機密情報局の担当官が同行している。

大統領は7日(昨日)午後に到着したワシントンで、中央銀行の現代トルコ絵画コレクション展覧会を訪問した。ギュル大統領は8日(今日)、まず滞在しているホテルで朝食をコンドリーザ・ライス国務長官ととり、その後、ホワイトハウスにてディック・チェイニー副大統領と会談の予定だ。
ギュル大統領はその後、ブッシュ米大統領と大統領執務室と昼食会、両方で会談する予定だ。明日、ギュル大統領はロバート・ゲイツ国防長官の訪問を受ける予定だ。

大統領の夫人、ハイリュンニサ・ギュル夫人のためには別プログラムが準備されている。ブッシュ大統領の夫人、ローラ・ブッシュ夫人は、ハイリュンニサ夫人のためにお茶会を開く予定だ。

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( 翻訳者:大田垣綾子 )
( 記事ID:12833 )