■ 国民への住宅ローン貸付額が50億エジプトポンドに増加
2008年01月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
エジプト住宅金融公庫(MFA)のオサーマ・サーレフ理事長は、2008年には国民に貸し付けられる住宅ローン額が、昨年の20億エジプトポンドに対して、50億エジプトポンドに上昇するだろうと発表した。さらに、多様な収入のあり方に適した新たなローン返済制度が導入されるだろうと強調した。
また理事長は、同公庫のローン制度を利用できる住宅の件数は、2007年の5000戸に対し、今年中には1万5000戸に達することになるだろうと予想した。
さらに同理事長は、エジプト住宅再ローン会社の業務開始にともなって、2008年には住宅ローン金利は下がり、10~11パーセントの間で推移することになるだろうと述べた。エジプト住宅再ローン会社は、現行の金融市場よりも低い利益率で、住宅ローン分野で業務展開中の企業・銀行への貸し付けを充分に行うことを通じて市場で主導的役割を果たすことになり、その目的は国民への住宅ローン負担を軽減することにある。(後略)
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:12879 )