仏AFP通信、「トルコ人みたいにタバコをすう」という表現は過去のものに
2008年01月19日付 Radikal 紙

フランス通信(AFP)は、「トルコ人のようにタバコをすう」という表現は過去のものになるだろうと報じた。AFP通信は、「トルコでは喫煙が文化の重要な一部であったが、議会を通過した新法案により、バー、レストラン、カフェでタバコをすわないヨーロッパの国々に倣った。これはEU加盟の議論を続ける国にとって普通の法改正に見えるが、世界でも非常にタバコを消費し生産する国トルコで禁止が実行されるか否かは、今から気になる問題だ」と伝えた。

■ 「任務は警察に任されている!」

AFP通信は、「レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が導く公正発展党(AKP)が大部分を占めるトルコ議会は、1月3日にタバコの禁止に関する法案を承認した。法案はアブドゥッラー・ギュル大統領による承認が必要だが、ギュル大統領が親友のエルドアン首相同様にタバコに反対であると知られているため、承認するのは確実とみられている」と報じた。

新法案によると、公共の場で喫煙した者には50新トルコリラ(約4650円)、喫煙を許可した経営者には5000新トルコリラ(約465,000円)の罰金が課せられる。

同通信はさらに、いくつかの興味深い記事も報じた。例えば、法案と共に最も重要な任務がトルコ警察に託されると明らかにする一方で、警官の大部分が喫煙していることに触れた。これにより、トルコでの喫煙率は男性が60%、女性が20%であると伝えた。AFP通信はさらに、トルコがタバコの害に対し早く行動を起こした国であると述べ、「医師でさえ50%が喫煙している。この理解は変えなければならない」というアクダー厚生相の弁を報じた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:12931 )