第8期国会選挙立候補者の資格審査が終了:改革派に大量の失格者
2008年01月23日付 E'temad-e Melli 紙
選挙実行委員会による国会選挙立候補者に対する審査が終了した。これに伴い、〔イラン北西部の〕西アゼルバイジャン州では、改革派連合から第8期国会選挙に立候補した35名の立候補者のうち、29名が立候補資格を認められなかった。
西アゼルバイジャン州選挙実行委員会の発表によると、大量の失格者が生まれた一方、立候補資格を認められたのは8候補者にとどまった模様だ。また〔イラン中部〕ケルマーン州でも、選挙実行委員会での資格審査が終了したことに伴い、改革派連合から立候補した22名の立候補者のうち、6候補者が立候補資格を認められなかった。〔イラン北部〕マーザンダラーン州では、改革派から立候補した17名の立候補者のうち、7名が立候補資格を認められず、立候補資格を選挙実施委員会から認められたのは10名にとどまった。
また7名の改革派系立候補者が立候補した〔イラン中部〕ゴム州では、これまでのところ2名が立候補資格を認められず、認められたのは4名であった。また〔イラン北西部〕ガズヴィーン州では、10名が立候補、うち立候補資格が認められたのは6名、不認定となったのは4名であった。〔イラン北西部〕東アゼルバイジャン州では、改革派系立候補者52名中、立候補が認められなかったのは24名、その他28名は立候補が認められた。〔イラン西部〕ケルマーンシャー州では、23名が改革派連合から立候補し、これまでに9名が失格、立候補が認められたのは14名であった。
また、〔イラン西部〕コフキールーイェ・ブーイェルアフマド州では、改革派系立候補者27名中、6名が立候補資格を認められず、これまでに認められたのは20名となっている。〔イラン東部〕スィースターン・バルーチェスターン州では、改革派として立候補した15名全員が立候補資格を認められなかった。
また、エスファハーン州改革派連合本部に届いた報告によると、同州から立候補した20名中、6名の立候補資格が認められ、14名が認められなかった。〔中略〕
〔イラン西部〕ロレスターン州では、立候補した47名中、立候補資格が認められたのは13名にとどまった。〔イラン西部〕ハメダーン州の選挙実施委員会から伝えられた結果によると、立候補をした30名中、立候補資格が認められたのは5名で、残りの25名は立候補資格が認められなかった。さらに、〔イラン北東部〕ホラーサーン州では、18名が立候補し、これまでのところ立候補が認められなかったのは10名、認められたのは8名であった。
〔イラン南部〕ファールス州では65名が立候補し、これまでのところ立候補が認められなかったのは25名、残りの40名は立候補資格が認められたと報じられている。〔イラン南部〕フーゼスターン州では、40名が立候補し、16名が立候補資格を認められなかった。〔イラン北部〕ゴレスターン州では、立候補者34名中、立候補が認められなかったのは15名であった。
また、〔テヘラン市以外の〕テヘラン州の各県では、立候補者24名中、火曜日の深夜までに立候補資格を認められなかったのは12名に上った。さらに、〔イラン南部〕ブーシェフル州では改革派系立候補者17名中、13名が立候補資格を認められなかった。〔イラン東部〕南ホラーサーン州では、改革派として立候補した17名の立候補者中、立候補資格を認められなかったのは14名であった。〔イラン北東部〕ホラーサーン・ラザヴィー州では、改革派系立候補者31名中、立候補資格を認められたのはたったの一名であった。
〔イラン北部〕アルダビール州でも改革派から22名が立候補し、うち立候補が認められたのはたったの一名であった。〔イラン中部〕マルキャズィー州では、改革派から32名が立候補し、23名が立候補資格を認められなかった。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:12958 )