国民信頼党中央評議会委員にも、立候補失格者が続出
2008年01月23日付 E'temad-e Melli 紙
第8期国会選挙の立候補者に対して、昨日選挙実施委員会から立候補資格の有無を伝える通知が送付された。最新の情報によると、改革派系の立候補者の多くが全国的に立候補資格を得られなかった模様である。このような中、
国民信頼党から出馬した全国の立候補者たちの多くも、立候補資格を認めないとの通知を選挙実施委員会から受け取る憂き目に遭っている。
国民信頼党から11名が立候補したテヘラン選挙区では、5名が立候補資格を得られなかった。国民信頼党中央評議会委員であるジャヴァード・アターアト、モハンマド・ジャヴァード・ハッグシェナース、アボル・ファズル・ショクーリー、エリヤース・ハズラティー〔日刊紙「エッテマード」の発行責任者〕、マスウード・ソルターニーファルの5名に加え、さらに無所属で国民信頼党〔推薦〕のモルタザー・アルヴィーリー、モハンマド・レザー・アッバースィーファルらも選挙実施委員会から立候補資格を認められなかった。
その一方で、国民信頼党から出馬した
ラスール・モンタジャブニヤー、モハンマド・ゴンミー、エブラーヒーム・アミーニー、エスマーイール・ゲラーミー=モガッダム、レザー・ホッジャティー、アアザム・サガティー、ナジメ・グーダルズィー、ヴァヒード・マフムーディーらは、立候補資格が認められている。
国民信頼党の党員ではないが同党推薦の立候補者である
エスハーグ・ジャハーンギーリー、
マジード・アンサーリー、
モハンマド・レザー・ラーフチャマニーの立候補資格も認められた。しかし、改革派の支援を受ける立候補者たちの多くが選挙実施委員会から立候補資格を認められなかったとの類似の報告が、全国から寄せられているのも事実である。
国民信頼党中央評議会委員としては、マシュハドから立候補したモハンマド・サーデグ・ジャヴァーディー=ヘサール、エスファラーイェンから立候補したセイエド・レザー・ノウルーズザーデ、ハルハールから立候補したメフルアンギーズ・モラッヴァティー、ドルード及びアズナーから立候補したゴラームレザー・アブドルヴァンド、バハール及びキャブーダル・アーハングから立候補したゴリーザーデとアリー・ヤアグービーらが選挙実施委員会から立候補資格を認められなかった。
このような中、国民信頼党の中央評議会委員以外の党員の間でも、各州・各県で立候補資格を認められなかった立候補者が多くおり、このことについては
続報の予定である。また、その他改革派諸党派のメンバーらに対する立候補資格賦与の状況についての詳しい報告も、追加情報が得られ次第、本紙で報告する予定だ。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:12960 )