ギリシャのカラマンリス首相、アタテュルク廟を訪問
2008年01月24日付 Yeni Safak 紙
・伯父とは違った
ギリシャのカラマンリス首相がアタテュルク廟を訪れ、来賓録に記帳した。
コンスタンティン・カラマンリス首相は、トルコ訪問の2日目にアタテュルク廟を訪れた。トルコ政府を代表して案内役を務めたのはザフェル・チャーラヤン内務大臣であった。カラマンリス首相はアタテュルクの霊廟に花輪を供えたあと、黙とうをささげた。その後来賓録に記名するため「国民の協定」の塔へ向かった。そこで訪れた感想をギリシャ語で下記のように記した。
「アタテュルクとヴェニゼロスには、共に政治的野心と勇気があった。我々もまた過去の悲劇に妨げられないよう、しかるべき勇気をもっている。この熱意と勇気が、二つの民族間の輝かしい未来をもたらすことだろう」
カラマンリス首相のアタテュルク廟訪問と記帳内容については、各地で、とりわけギリシャ人とギリシャ系キプロス人の間で注目を集めていた。というのも、1959年に当時首相としてアンカラを訪れた伯父のコンスタンティン・カラマンリス氏は、アタテュルク廟の来賓録に氏名のサインのみを記していたからである。
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:12972 )