ファーティフ区でゴミ捨てに地下にコンテナ設置
2008年02月04日付 Yeni Safak 紙

ファーティフ区は、区内で主要な幹線道路の地下に、総工費80万リラをかけ、85基のゴミ用コンテナを設置した。ファーティフ区のムスタファ・デミル区長は、「コンテナは、多くのゴミを収容でき、視覚的な汚さを作り出さず、夏のゴミから発生する臭いもなく、ゴミから出る汚水も通りに流れ出さないといった多くの利点が期待される」と述べた。

同区長は、技術の発達と需要に沿って、地下コンテナのシステムに移行することを決めたとし、「国外の調査とともに、システムの設置作業には、おおよそ1年かかった。システムを作る段階で、古い居住地であるファーティフにおいて、大通りや路地が狭かったために、いくつかの困難があった。結果的に、85基のコンテナを、2.5メートルの地下に設置した」と述べた。

デミル区長は、コンテナ設置には、掘られる用地が広いことと、その下を電力・水・天然ガスの線が通っていないことが必要であると強調し、ファーティフ区が歴史的地区にあるために、このコンテナをどこにでも設置せず、区内の主要幹線道路と、イスタンブルのボスフォラス海峡と金角湾沿いにある大通りに沿って設置したことを述べた。

■ 利点はとても多い

デミル区長は、「地下のゴミ用コンテナは5メートル四方の立方体で、通常のコンテナに比べて7倍多くのゴミを収容するとし、「コンテナは、多くのゴミを収容でき、視覚的な汚れを作り出さず、夏のゴミから発生する臭いもなく、ゴミから出る汚水も通りに流れ出さないといった多くの利点が期待される」と述べた。

■ 運転手のみで十分

デミル区長は、コンテナの中身の処理を行う仕事は、2つの特別な装置を備えた技術車で実行できるとした。また、「通常のコンテナの処理の仕事のためには、1人の運転手と、トラックに2人の作業員が必要だったのに対し、ここでは運転手が全てのゴミの処理の仕事をたった一人で行うことが出来る。運転手は、電気的信号を送る装置を使って、コンテナをロボット・アームで地下から取り出す」と説明した。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:13059 )