ゾングルダク、サムスンに続き、サカリヤでも鳥インフルエンザの感染が見つかった。サカリヤのカイナルジャ郡イェニチャム村の家禽(かきん)の死骸を初期検査した結果、鳥インフルエンザに感染していたことが明らかとなった。カイナルジャ郡のイェニチャム、シェイフトマルの2村とコジャエリのカンドュラ郡サルガジ村を封鎖して、殺す作業が始まった。
サルガジ村では、村人の一部がニワトリの引き渡しを拒んでいることが明らかとなった。「我々の生活は、卵を売ることで成り立っている」と村人は抵抗すると、憲兵が招集された。作業班は、2月5日の夕方までに、村の290羽の家禽を殺した。また、村の出入り口で車の消毒がおこなわれた。ヒュセイン・アタク知事は、「県の一部で、必要な処置を取り、細心の注意で対応しているので、いかなる心配も不要である」と述べた。
白肉(鶏肉)産業組合と種つけ家畜連盟のメンバーであるハシム・グルダマル氏はまた、サカリヤでは鳥インフルエンザの感染が村で(小規模で飼われている)ニワトリで確認されたが、大規模飼育場ではその危険はないと明らかにした。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:13074 )