ブラジル人風刺画家カルロス・ラトゥフ(Carlos Latuff)氏の作品
【文化芸術部】風刺画協会会長は、「今日世界の美術界では、イランは世界的シオニストとの闘争をモチーフとした芸術の世界的中心地として評価されている」と述べた。
本紙記者の報告によると、セイエド・マスウード・ショジャーイー・タバータバーイー氏は昨日、ガザ風刺画国際大会開催の記者会見でこのように述べた上で、さらに「シオニストらによるここ最近のガザ地区での犯罪行為以降、この行為を非難する内容の膨大な数のEメールがムスリム、さらには非ムスリムの風刺画家から風刺画協会のサイトに寄せられた。そこで、今回このような国際大会を開催することとなった」と述べた。
同氏は、この大会は風刺画協会、パレスチナ現代美術館、及びシリア風刺画協会サイトによって共同開催されると続け、さらに「この大会は、『パレスチナにおける死:パレスチナ人民が殺されている。彼らに支援の手を』とのタイトルの下、開催される」と加えた。
ショジャーイー氏は続けて、この大会の審査員としてシリア在住の著名な風刺画家ラーイド・ハリール氏と、ホロコーストへの異議で有名なブラジル人風刺画家カルロス・ラトゥフ(Carlos Latuff)氏の二名が参加することにも触れ、さらに「この国際大会で1位から3位に入賞した作家には、総額で9000ユーロ(約140万円)の賞金とこの大会の像が贈呈される予定で、来年のオルディーベヘシュト月22日(2008年5月11日)に行われる開会式で授与される」と加えた。
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( 翻訳者:山下涼生 )
( 記事ID:13107 )