■カルロス国王：「改革によってエジプト経済は世界経済と融合した」
■スペイン工業地域設立と2億5000万ユーロ相当の財政協定に調印

2008年02月07日付アル・アハラーム紙（エジプト）HP1面

スペインのホアン・カルロス国王は、EU・地中海パートナーシップにおけるエジプトとスペインの役割の重要性を確認し、「エジプト経済をより世界経済に融合させた」として、エジプトの経済改革の歩みを評価した。カルロス国王は、昨日のエジプト・スペイン経済フォーラムの開会式において、両国の実業家に共同プロジェクトの設立を呼びかけ、スペインは今後の自国からエジプトへの投資増大を重視していると指摘した。

この一環として昨日、ブルグ・アル＝アラブ市と6th October市に、最新の産業設備が整った計200万㎡の面積を擁するスペイン工業地域を設立する協定が結ばれた。またスペインのホアン・クルーズ通商産業・観光大臣は、昨日エジプト・スペイン間で調印された2億5000万ユーロの財政協定の重要性を強調した。そのうち1億7000万ユーロは民間企業への簡易融資、1000万ユーロはインフラ建設プロジェクトの予備調査費基金となる。

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（ 翻訳者:桑山沙央里 ）
（ 記事ID:13110 )