イスラーム風スカーフ議論の一方で、議会ではフーラードが流行
2008年02月18日付 Milliyet 紙

大学におけるイスラーム風スカーフの解禁を目的とした憲法改正が世論に活発な議論をもたらす一方で、議会では、女性議員の間でフーラード[絹やレーヨン製、薄手のネッカチーフ]が流行している。

■最も目立つアクセサリー
ニメト・チュブクチュ女性担当国務大臣は、服装に合わせた色あいのフーラードで、議会の新しいトレンドの先頭に立っている。ここ2週間の間に、トルコ大国民議会で最も目立つアクセサリーとなったフーラードを、特に公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)そして民族主義者行動党(MHP)の女性議員が使い始めた。

公正発展党、マラトゥヤ選出のオズヌル・チャルク議員は、チュブクチュを追いかける第二の公正発展党員となる一方で、民族主義者行動党のイズミル選出のシェノル・バル議員は、首に防寒具をつけているにも関わらず、フーラードも巻いている。

■エルバトゥル議員、刺繍のふち飾りがついたフーラード
アダナ選出の共和人民党議員、ガイェ・エルバトゥル議員も、縫い針でつくられた花形のオヤ[レース飾り]で縁取られたハンドメイドのフーラードでこの流行に加わった。評議会書記官である公正発展党のファトシュ・ギュルカンが、議長席に着いた時、フーラードをネクタイとして用いたことが人目を引いた。
共和人民党のヌル・セルテル、トルコ大国民議会のギュルダル・ムムジュ副議長、公正発展党のギュルシェン・オルハン、ファトマ・シャーヒン、アシュクン・アサン、ビンヌル・ シャーヒンオール、セルマ・カヴァフ、ゼイネプ・ダウ、ヌルスナ・メメジャン、そして共和人民党のネスリン・バイトクも、フーラード流行に乗った人々に含まれる。

公正発展党のアイシェ・チュルクメンオール、アイシェ・アクバシュ、イルクヌル・インジェオズ、ギョニュル・シャフクルベイ、ファトマ・コタンは、襟がフーラードの形に結ばれるサテンのブラウスを選ぶことで、フーラード流行に別の解釈を加えている。

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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:13155 )