墓地を見つけるのもネットで
2008年02月18日付 Yeni Safak 紙
イスタンブルで作成予定の墓地情報システム(MBİS)により、市民は、もはや近親者の墓地を、ネット検索でとても容易に見つけることができるようになる。
イスタンブル広域都市埋葬局は、無計画、無秩序に埋葬がおこなわれた墓地で発生する諸問題を解決するために、県全体にある700ヘクタールの墓地に墓地情報システムを導入するため、入札をおこなう。イスタンブル広域都市で2008年2月25日に行われる墓地情報システムの入札で権利を獲得する企業には、2009年9月1日までにプロジェクトの完成が期待されている。
■インターネットで検索できる
プロジェクトに関する情報を伝えたイスタンブル広域都市埋葬局のアデム・アヴジュ局長は、現在まで行われてきた埋葬の無秩序さが、埋葬済み墓地なのか、空いている墓地なのかを市民が判別できない原因を生んでいると述べ、次のような情報を伝えた;
「現在遺体の埋葬を行い、墓を造っている人たちも、墓がいっぱいになった後に埋葬地を見つけられないでいる。『このプロジェクトができあがれば、そのような人々が自宅のインターネット環境で墓を見つけることができるのです』と述べた。このシステムが一度できあがると、遺体が戻ってきた時に、自宅からすぐにどの墓地に空きがあるのかを、インターネット環境で見つけて、それに従って埋葬できると期待しています」。
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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:13159 )