地上からの軍事行動もありうる -ババジャン国相、北イラク越境攻撃に関して
2008年02月20日付 Hurriyet 紙

バルザーニ代表:我慢にも限度がある。トルコの攻撃が続くならば黙ってはいない。
ババジャン外相:我々は地上からの軍事行動も行いうる。時期や状況によって決断するだろう。

イラクのクルド地域政府メスード・バルザーニ代表は、「トルコの越境攻撃に対し黙ってはいられない」と発言したが、これに対してアリ・ババジャン外相が返答した。同外相は昨日(19日)モスクワに向かう機内で新聞記者らに、PKKに対する地上からの軍事行動も選択肢にあがっているかどうかという質問に関して、「地上軍事行動もありうる。タイミングが重要です。時期や状況によって決断されるでしょう」と答えた。今回初めて政府の閣僚の一人が「地上からの軍事行動」について発言したが、ババジャン外相のこの発言は、アンカラの政治の舞台裏では「バルザーニへの即座の返答」として評価された。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨年の12月18日に北イラクで地上軍事行動をとる可能性について触れられると「軍隊は必要なことは何であろうと行うし、行い続けるでしょう」と述べていた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:13171 )