ガーリーバーフ・テヘラン市長「原理主義統一戦線のリストに異議あり」
2008年02月21日付 E'temad-e Melli 紙

 モハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ・テヘラン市長は、次のように述べた。
〔原理派統一戦線が提出するものとは〕別個の選挙用リストを提出することはない。しかし原理派統一戦線の現在のリストは受け入れられない。何度も述べてきたように、〔原理派が行うべき〕仕事を話し合い、ともに楽しい時を過ごすべき時に、政治的な事柄を追求すべきではない。何度も述べてきたように、一テヘラン市民として〔現在の〕原理派統一戦線のリストには異議がある。

きわめて有能で実力のある人物がテヘラン市から立候補を表明していると、私は考えている。6プラス5グループ〔=原理派統一戦線〕で意志決定を行っている友人たちには、自らの取り分を求めて派閥争いをすることなく、市や国に存在するすべての可能性を活用していただきたいと願っている。〔※訳注:ここでガーリーバーフは、原理派統一戦線の選挙リストでは多くの「有能な」人物が排除され、大統領に近い新人候補者が選ばれていることを批判しているものと思われる〕

私は独自のリストを提出しようとしているわけではない。しかし現在のリストは、私にとって受け入れがたいものだ。

 ガーリーバーフ市長はこう述べ、さらに「まだ時間はある。友人らには、リストの見直しを行うよう希望する」と語った。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:13206 )