手術の執刀謝礼を受け取った医師、逮捕
2008年02月26日付 Milliyet 紙

ジェラルバヤル大学の心臓血管外科部長であるハイレッティン・シリン医師は、彼の部屋で1人の患者から750新トルコリラ(約68,000円)の手術の執刀謝礼を受け取り、現行犯で捕まった。

ジェラルバヤル大学(CBÜ)心臓血管外科学部門の部長であるハイレッティン・シリン医師は、病院の自室で、1人の患者から手術の執行謝礼を受け取り、現行犯で逮捕された。
患者R・Eは、ハイレッティン・シリン医師と彼の部屋で面会し、前もって検察局が番号を特定していた750新トルコリラを執刀謝礼としてシリン医師に支払った。

■逮捕されずに裁かれる予定
このとき病院にいた警官は、シリン医師を現行犯で逮捕した。シリン医師はマニサ県警察署の治安局において供述を取られた後、番号が特定されているお札と彼に関して準備された書類とともに、共和国検察局に送検された。彼は逮捕されずに裁かれるという条件で釈放された。

■知事を手術した
シリン医師は、2006年1月23日にCBÜ病院でマニサ県知事のレフィック・アルスラン・オズチュルク氏のバイパス手術をした。また、2006年8月20日にはマニサスポル所属のサッカー選手であるメドュナ氏がガラタサライ戦で見舞われた心臓不整脈の、その後の治療を引き受けた。シリン医師は、事件の後自分が無実であること、そして、裁判を信頼する旨を語った。
シリン医師について準備された資料が高等教育機構に送られたことが明らかになった。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:13222 )