モンタジャブニヤー「統一リストを提示する必要性は必ずしもない」
2008年02月26日付 E'temad-e Melli 紙
国民信頼党代表代行は、同党の運動の基礎はイマーム〔・ホメイニー〕の思想にあるとした上で、「われわれは第8期国会選挙を真剣に闘うつもりだ。自らの仕事を最後まで続けていく」と述べた。
メフル通信の報道によると、国民信頼党のラスール・モンタジャブニヤー代表代行はシャリーフ工科大学の大学生バスィージの主催で行われた「選挙、責任、そして国の将来」と題された一連の会合に出席し、選挙戦に参加しないことは政治的な過ちであるとした上で、「このような過ちを犯せば、その〔好ましからざる〕影響はわれわれにも降りかかってくるだろう。われわれはそのことに責任を負っている」と付け加えた。
同師はまた、国民信頼党が誕生した事情について、次のように語った。「国民信頼党の誕生は、一種の〔既存の権力構造への〕依存、〔世襲や血縁・縁故による〕《権力の不労所得》にではなく、もっぱら国民の意見や自党の幹部の能力に依拠することを目的としてきた」。
その上でモンタジャブニヤー代表代行は、同党が他に先駆けて行ってきた活動として、知識人や大学教授らからなる思想サークルを立ち上げたことに触れ、「われわれは今日、経済や文化といった領域に対して、特別な計画を有している。国民信頼党は現在、様々な活動を一貫した形で進めており、これまでその他の党はこのような活動に成功していない」と指摘した。
モンタジャブニヤー代行はまた、第6期国会の実績について、次のように評価した。「第6期国会は極めて高い能力と可能性を有していた。世論や国の状況も、極めて好意的で、議員らは国民の高い支持を受けていた。しかし、急進的な動き〔※イラン・イスラーム参加戦線のような急進的な政治グループを示唆している〕があったため、第6期国会の可能性の多くが失われてしまった」。
同師はその上で、「改革派、あるいは原理派が統一された選挙リストを提示する必要性は、必ずしもない」と語った。
〔後略〕
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( 翻訳者:斉藤正道 )
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