ここはトルコですから 抽選会では男女別々で着席、セクシーな映画ポスターははがされる
2008年03月07日付 Radikal 紙
■シャンルウルファでは男女別々の階段席
首相府集合住宅局が建設させた132戸の所有者が抽選により発表される際に、参加者は男女別々の階段席に着席した。集合住宅局の代表者らは、男女別々の着席は抽選会に参加した方々の任意であり、この対応は問題とされるべきものではないと述べた。集合住宅局が低所得層向けに建設し、6798名が応募した132戸の物件について、昨日アタテュルク・スポーツセンターで抽選会が行われた。抽選会に夫や子供たちと一緒に参加した婦人らは、ボディーチェックの後、女性が座る階段席へと進んだ。抽選会へ参加した約1000名が男女別々に着席した。抽選会では3名の殉職者と23名の武勲者の家族が優先された。
■映画ポスターに近隣の圧力
先週公開された映画「ビーチで」のポスターが近隣住民の圧力の犠牲となった。ギレスン市でシネマ・ベストやG-CITYなどの劇場で上映されているこの映画のポスターは、市役所ビルの向かい側に位置するアタパルクを始め、市内3箇所の掲示板に掲示された。シネマ・ベストのセルダル・ウシュク代表は、一昨夜監督官らがポスターの撤去を希望した、と述べた。同代表は「監督官らは市民がこのポスターを批判していると主張し、撤去は市長の指示であると言うので、我々もポスターを外さざるを得ない状況に陥った」と話した。
複数の劇場の所有者であるネディム・ギュレン氏は、この情報が出回り、「我々はポスターをあくまで自主的に撤去した」と説明した。ギレスン市長で公正発展党所属のフルシト・ユクセル市長は、この件について何も知らなかったと述べ、メフメト・ユルマズ監督長は「このような指示が下されたことは覚えていない。勤務時間外は当直監督官が責任者となる。その人物が指示を下した可能性がある」と述べた。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:13303 )