イスタンブルで人口94000人のサマンドゥラが地区(マハッレ)に!
2008年03月07日付 Milliyet 紙

公正発展党AKP政府が計画している区の新設と一部自治体の閉鎖に関する法案は、現在10万人に近い人口を擁して区になろうかというバフチェシェヒル、サマンドゥラ(イスタンブル)、テメリリ(アンカラ)、インジルリッキ(アダナ)のような239の自治体を(自治体内の)地区に変える。

現在は3215ある自治体の数を2316に減らすことになる法案は、そこに勤務する9794の職員が県の特定行政地区に移動することになるとされている。法案の一般的理由として、地区にされる自治体は公的機関に総額3.2億YTL(約263億円)の負債があるとされ、「措置が講じられない場合、これらはサービスの代わりに、債務を生み出す組織に転じることは避けがい」といわれている。

区になることを期待する中、夢破れ地区になる場所の筆頭にはアダナのインジルリッキがある。アンカラはというと、多くの人口を擁すエセンボア、テメリリ、バールムは地区になることにショックを受けている。アンタリヤで人口3万4000人のヴァルサク、ブルサではギュゼルヤル、エメキ、エルズルムにおいては人口7万5000人のキャーズムカラベキルといった場所が地区になる。

イスタンブルでは、人口5万人近いギュルプナル、ミーマールスィナン、クムブルガズ、人口9万4000人になるサマンドゥラ、アーヴァが地区になる。

*地区は、公的法人格がなく、予算編成権がない。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:13304 )