憲法裁判所、共和人民党・民主左派党の訴えを十分と判断
2008年03月07日付 Zaman 紙
憲法裁判所は、共和民主党(CHP)と民主左派党(DSP)による大学でのスカーフ着用解禁の憲法改正差し止め請求を、「裁判を開く条件を満たしている」と判断した。
憲法第148条によると、憲法改定に関する誤解釈の訴えが審議されるためには、トルコ大国民議会全議員の5分の1、つまり110名の国会議員の署名が必要となる。誤解釈の裁判は、法律が発布されてから10日以内に開始される必要がある。
憲法裁判所側は、3月6日(昨日)に行った会合で、請求申請がこの条件を満たしているとの判断を下した。同裁判所は、報告書作成を担当するオスマン・ジャン准教授が報告書を作成した後、審議を開始する予定だ。
共和人民党と民族主義者行動党は、大学でのスカーフ着用を解禁する憲法改正の中止、判決の取り消し、そして施行の停止を請求している。
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:13305 )