国の選挙本部、投票率60%以上との数字を発表
2008年03月16日付 Jam-e Jam 紙

【政治部】第8期国会選挙の投票率は60%に上り、過去の選挙での投票率を上回った。

 内務大臣が発表した最新の数字によると、第8期国会選挙の投票率は60%であった。

 ファールス通信の報道によると、モスタファー・プールモハンマディー内相は、投票率が第7期国会選挙の投票率を上回ったと発表し、「2500万人以上が投票に参加した。従って、有権者の60%がこの栄誉ある作業に参加したことになる」と強調した。

 なお、テヘラン・レイ・シェミラーナート・エスラームシャフル選挙区での開票及び集計の結果、この選挙区では192万人以上の有権者が投票に参加したことが明らかになった。

 IRNA〔イラン労働者通信〕の報道によると、モスタファー・プールモハンマディー内相は、有権者の年齢が15歳以上から18歳以上に変更され、約400万人の若者が投票権を失ったことに言及し、「しかし、投票率は第7期国会選挙時を上回った」と述べた。

 同相はさらに次のように付け加えた。「エスファンド月24日〔3月14日〕が年末であったことから、人々は〔年始の〕祝いのための買出しやノウルーズ〔新年の祝日〕の旅行の準備に忙しく、選挙に足を運ぶ人は少ないのではないかとの予測もあった」。

 内相はその上で、「また、選挙宣伝の方法についての国会が法律を改正したため、どのような候補者が立候補しているのか市民に周知されないといった事態も生じた。そのため選挙の雰囲気が冷めたものになるのではないかとの憶測もあった。しかし、実際には多くの人々が選挙に参加するのを目にすることができたのは、幸運なことであった」と述べた。

〔後略〕

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( 翻訳者:佐藤成実 )
( 記事ID:13386 )