内相は「国会議員への道を手に入れた当選者の71%は、原理主義を主張する人物だ」と述べた。
モスタファー・プールモハンマディー内務大臣は、昨日午後、記者会見で「これまでの開票結果によると、国会議員当選者の71%は原理主義を主張し、国の現在の立場を支持する人物からなっており、29%はこれとは異なる諸勢力・党派に属している」と発表した。
IRNA〔イラン国営通信〕の報道によると、同内相はまた次のように述べた。「2283万2千人、つまり約2300万人が金曜日に自分の国民番号を登録した〔※従来の選挙では国民一人一人に発行される身分証に投票をしたかどうかのスタンプを押すという方式がとられてきたが、今回の選挙では多くの選挙区で電子投票が採用された。ここの表現は、電子投票の導入に伴い、投票の際に国民番号の入力が行われたということを意味しているものと思われる〕。また36,996ヵ所、つまり約3万7千ヵ所の投票所が国の選挙サイトに接続され、登録された2300万人分の国民番号によって、〔投票を行った人の〕年齢・性別構成も明らかになった」。
同相はその上で次のように述べた。「女性の投票率48.68%に対し、男性は51.33%であった。これは〔国民各層が〕広く完全な形で投票に姿を現したこと、男女ともこの選挙に意識的に参加したことの表れであり、宗教的人民主権の模範としての明確なメッセージを世界に示すものである」。
内相はさらに、「選挙に投票した28.93%、つまり約29%が、18歳から25歳の若者であった。さらに13.28%、つまり約13.50%が25~30歳であった。選挙参加者全体の42%が18~30歳であったことになる。これは革命とイラン・イスラーム共和国の政治・社会体制が、全ての若者たちの関心の的となっていることを示す、明瞭なメッセージである」と付け加えた。
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( 翻訳者:佐藤成実 )
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