スポーツ競技における暴力及び無秩序防止に関する法により、スポーツの競技場において侮辱行為をおこなった者に対して、以前は1316YTL(約104700円)の罰金だったが、今年から1411YTL(約112200円)に値上げされた。しかし、同法において、基本的な罰金法規に釣り合わせる目的で行なわれた改定により、侮辱行為に対する罰金は1000YTL(約79550円)に引き下げられた。このようにスポーツの競技場における侮辱行為に対し、この2ヶ月で411YTL(約32700円)値下げされた。
カイセリで行なわれた、カイセリスポル対ゲンチレルビルリイのサッカーの試合で審判と警察へ侮辱行為を行なったA.Çと、エルジイェルスポル対ボルスポルとの試合で相手チームに侮辱行為を行なったN.Aに対し、知事補佐であるウウル・アラダーを議長として開かれたスポーツ安全委員会は1411YTL(約112200円)の代わりに1000YTL(約79550円)の罰金を課した。
スポーツ競技における暴力防止に関する法において最も重要な改正点は、スポーツ競技場の職員とセキュリティ要員に対してである。禁止されているにもかかわらず競技場への侵入を手助けした者、対策を取らなかった者については3ヶ月から1年の懲役が科せられる。また、同法に伴う任務を遂行しない公務員については、トルコ刑法第257条により2年の懲役となることが予見されている。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:13409 )