自由ガソリンは400トマーン:石油相ついに発表
2008年03月18日付 Jam-e Jam 紙

【経済部】矛盾した発表が相次いだ末、石油相は昨日午後ついに、自由ガソリンの価格を400トマーン〔約45円〕にすると発表した。

 諸通信社からの報道によると、ゴラーム・ホセイン・ノウザリー石油相は記者会見の中で、「自由ガソリンの提供はエスファンド月29日〔3月19日〕水曜日24時から、全国で開始される」と付け加えた。

 石油相の発言に関して様々な矛盾した報道が、昨日正午までに数度にわたり諸通信社から伝えられていた。そのような中、最終的に中央報道局が「自由ガソリンの価格は本日(火曜日)午後に発表する予定である」とのノウザリー石油相の発言を伝えた。

〔中略〕

 SHANA通信の報道によると、ゴラーム・ホセイン・ノウザリー石油相は、ファルヴァルディーン月用の120リットル分のガソリン割当量と、ノウルーズ期間中に特別に設定されたガソリン割当量について次のように述べた。「この2つの割当量を計算すると220リットルに相当する。このことから、国民の皆さんは2200キロメートル程度までの旅行を計画できるはずだ」。

 ノウザリー石油相はさらに、「この割当量に加えて、国民の皆さんが安心できるよう、エスファンド月28日〔3月18日〕からオルディーベヘシュト月〔2008年4月下旬~5月下旬〕とホルダード月〔5月下旬~6月下旬〕分のガソリン割当量も燃料カードにチャージされるように尽力した」とも付け加えた。

 石油相はその上で、「一部には自分のカードを紛失したり、何らかの理由でより多くの割当量が必要になる市民もいるかもしれないとの思いから、ノウルーズ期間中を含む1か月間、自由ガソリンを提供してはどうかとの議論が行われてきた。提案された様々な価格を検討した結果、検討会議は最終的に、自由ガソリンを1リットル当たり400トマーン〔約45円〕で提供することを決定した」と続けた。

〔後略〕

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( 翻訳者:大場麻子 )
( 記事ID:13445 )