ビュユクアヌト参謀総長「北キプロスが安定するまでトルコ軍は駐留を続ける」
2008年03月29日付 Zaman 紙

ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)における会談後、エルジャン空港で記者会見を開いた。ビュユクアヌトは「トルコ国軍は島(KKTC)で、公平で永続的な解決を保証する」と述べ、この平和の要因が詳しく明らかにされ、人々に対し説明される必要があると強調した。
ビュユクアヌトは「北キプロス・トルコ共和国は主権国家である」と話し、キプロス島のトルコ人は、自らの主権を主張していることがわかったと述べた。ビュユクアヌトは、北キプロス・トルコ共和国とトルコの国旗が並んでいるのを見て幸せを感じたと強調した。
ビュユクアヌトは、ロクマジュ門で調査が行われたことに触れ、トルコ国軍には北キプロス・トルコ共和国の国境を護るという責任がある、と述べた。ビュユクアヌトは、ロクマジュ門が開かれることは、公平で永続的な平和への大きな一歩とはならないと述べ、門が開かれたとしても北キプロス・トルコ共和国の権利を侵すような措置はとられないと強調した。ビュユクアヌトは、ロクマジュで国境の安全を保証しているトルコ軍は一歩たりとも引くことはないと強く述べた。
ビュユクアヌトは、この先なされるであろう取り決めは、北キプロス・トルコ共和国の主権に基づく平等な権利をもつという理解に基づくべきであると述べた。
ビュユクアヌトは、フェネルバフチェとベシクタシュの試合に関する質問に対し、「私がフェネルバフチェのファンであることは、土の下のミミズでさえ知っている。フェネルバフチェが勝利するに値すると信じている」と答えた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:13467 )