エルドアン首相、またまた「一家に子供は三人」を推奨
2008年04月13日付 Milliyet 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、前の文化観光大臣でアイドゥン県選出の公正発展党国会議員、アティッラ・コチ氏の令嬢の結婚式でまたも「子供は3人」願望を口にし、若い夫婦にこの願いを気にとめてくれるよう求めた。コチ議員の令嬢ゼフラ・ズムルット・コチさんとアリ・アイドゥンさんは12日(昨日)、アンカラビルケントホテルにて行われた結婚式で夫婦として生涯を共にすることとなった。
メディアには非公開とされた式典では、アンカラ広域市役所のメリフ・ギョクチェキ市長が結婚式を執り行い、新婦と新郎の証人を、エルドアン首相とビルケント大学評議理事長のイフサン・ドウラマジュ教授がつとめた。
結婚式では、ムスタファ・イセン大統領府事務総長、ハヤティ・ヤズジュ副首相、メフメト・アイドゥン国務大臣とサイード・ヤズジュオール国務大臣、ベシル・アタライ内務大臣、レジェプ・アクダー保健省大臣、ビュレント・アルンチ元トルコ大国民議会議長、その他多くの招待客が出席した。
■「考えてみてくださいね」
結婚式の後、エルドアン首相は花嫁に婚姻証明書を手渡す際に、結婚がアッラーの思し召しであることやその意義についてスピーチを行った。エルドアン首相は、少し前に世間で大論争を引き起こした「子供は3人」発言を結婚式でも繰り返した。
エルドアン首相は、「私には誇りをもって公言している願望があるのです。ご存知だと思います。子供は3人欲しいのです。このことを気にとめてくださることを希望します」と述べた。首相のこの発言は式場に笑いを誘った。
コチ議員は、「孫を授かれるとよいと思います。我々も孫を可愛がれますし。私は晩婚だったため、62歳で娘の晴れ姿を見ることができました。でも遅くても、出来ないよりはよいと言いますよね」と述べた。
■入口で出迎え
コチ家とアイドゥン家は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とエミネ・エルドアン夫人を入口で出迎えた。
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( 翻訳者:原田星来 )
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