将軍たちは起訴請求しうる:クーデタと関わる「日誌」事件のその後
2008年04月14日付 Yeni Safak 紙
海軍の退役司令官であるオズデン・オルネキ提督の日誌を出版し、「雌の子牛」および「月光」と名づけられたクーデタの計画を明らかにし、廃刊された雑誌ノクタ誌の編集主幹であったアルペル・ギョルムシュ氏が被告となっていた「侮辱と中傷」訴訟で無罪となったことと、警察による調査の結果、日誌がオルネキ氏のコンピュータから出てきたことが確証されたことにより、クーデタの計画の中で名前を挙げられた人々が再び矢面に立たされることとなった。
アイタチ・ヤルマンとシェネル・エルイグルの二人の元将軍がここ最近の展開のために会い、「必要なら、この件に関する声明」をおこなう準備をしていることが明らかにされた。
(両者の)会見において、今まで軍検察局に捜査許可を与えていなかった参謀本部に「起訴権」を請求する考えであることが明かされた。二人の元将軍が、警察による調査で日誌がオルネキ氏のパソコンから出てきたことを理解したことと、日誌を出版したギョルムシュ氏が無罪となったことは、世論の注意が自分たちに向かう原因となり、「起訴権」請求をおこなう場合、世論の前で苦しい状態に立たされることは明らかだという。
■ 参謀本部は沈黙
日誌に名前が挙った退役将校たちの起訴要求により、現在までに行われた6つの罪状通知が検察局から軍検察当局に送られた。軍検察局は参謀総長に知らせ、捜査許可を求めたが、今のところ参謀本部から捜査許可は得られていないという。
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( 翻訳者:川原田喜子 )
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