ニーデで飲酒制限 酒類を取り扱う店舗は5キロ郊外へ移転
2008年04月17日付 Milliyet 紙
街で酒類を扱う店は、5キロ郊外へ移転する予定だ。民族主義者行動党のムラト・ゼレン市長は、「市内での酒類(販売)は許可しない」と話した。
ニーデ市役所は、市の中心にある酒類を販売する娯楽施設の郊外移転プロジェクトに着手した。
民族主義者行動党のムラト・ゼレン市長は、プロジェクトの枠組みで計画されている14箇所が短期間のうちに完成すること、そして市中のレストランやその他の場所での酒類の販売については、議会の決議により禁止されると述べた。
ゼレン市長は、同市で酒類を扱う店が複数集まるメレッキ・ギルメズ通り、そして様々な地域にある酒類を扱う娯楽施設の所有者と会議を行った。ゼレン市長は治安上の問題が頻繁に発生する通りで営業する店主らに、プロジェクトについて説明し、酒類を扱う店舗は市中から5キロ離れたフドゥルルック区域に移転されることを明らかにした。
■「14棟の建物がつくられる」
市長はプロジェクトの枠組みで14棟の2階建ての建物が建設され、これらの建物が10ヶ月以内に経営者らに引き渡されると述べ、次のように語った。
「建物の所有権は各経営者に与えられます。建設費の支払い計画を立てるつもりです。これについてはっきりした金額が出されていません。メレッキ・ギルメズ通りの店舗も、所有者の手元に残されます」
ゼレン市長は、市郊外に建設される14箇所以外では酒類を販売する娯楽施設の許可を誰にも与えないことを明らかにし、次のように話した。
「この件について5月に議会承認を得る予定です。市内では酒類を扱う店舗の許可は中止されます。市の中心部にあるレストランでも、酒類の提供はされなくなります。立食カウンターのある軽食店で誰でも手にできるところでの酒類の販売はされなくなります。このことについては、厳しく管理していきます。秩序のある、そしてより安心な空間とするように、このような取り組みをしているのです」
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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:13602 )