■ 昨日、1万5500両の客車および貨物車両のメンテナンス契約に署名
2008年04月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)国内面
【マフムード・ダーウード】
エジプト国有鉄道機構は昨日、エジプト鉄道メンテナンス・サービス会社と契約を交わし、機構が管理している全車両のメンテナンス・修繕作業を移管した。3500両を数える客車と、1万2000両の貨車、および機関車が会社側に引き渡される。
エジプト鉄道メンテナンス・サービス会社のウサーマ・サリーム社長は、客車専門のコウム・アブーラーディー工場と客車専門のガバル・ザイトゥーン工場を合併したことを確認した。両工場は合わせて3000人以上の労働者とマネージャー、監督役の技師を擁する。
また社長は、現在一ヶ月に5台のペースで機関車の修理を行っているところを、必要なスペアパーツを継続的に入荷することで、今年の年末までに9台のペースに引き上げる考えであることを明らかにした。また、機関車の生産力を増し客車のメンテナンス作業のスピードを上げるため、優秀な労働者に報奨をあたえるシステムを適用して、会社側の改善努力を乗客に感じてもらえるようにしたいと強調した。
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:13644 )