国軍の200機の戦闘機・ヘリコプター、「国軍の日」に航空ショーを実演へ
2008年04月16日付 E'temad-e Melli 紙
ファルヴァルディーン月29日(4月18日)、「イラン・イスラーム共和国軍と同国軍陸軍部隊の勇敢な人々の日」に合わせ、200機の迫撃戦闘機、及び戦闘攻撃ヘリコプターがテヘラン上空を飛行する予定である。
メフル通信の報道によると、国軍総司令官代理であるモハンマドレザー・アーシュティヤーニー准将は記者会見でこう語った。「ファルヴァルディーン月29日、イラン・イスラーム共和国建国者〔=ホメイニー〕の聖廟において催される軍事パレードにおいて、140機の迫撃機、60機の戦闘攻撃ヘリコプター、及び後方支援ヘリコプターが国じゅうの飛行場から飛び立ち、テヘラン上空で壮大な航空ショーを行なう」。
氏はさらに、「今回の式典は、イラン・イスラーム共和国史上初めて行なわれるものであり、この種の式典としては他に類を見ないものである。なぜなら今回の式典は、国の領空防衛におけるイラン・イスラーム共和国空軍の力を示すものであるからだ」と付け加えた。
国軍総司令官代理は、国軍空軍部隊の力を明白に示す一例として、数々の航空装備の製造能力や戦術構想力、そしてパイロットたちの殉教をも厭わぬ士気を挙げ、さらに「今日、イラン・イスラーム共和国軍の力は様々な部門、なかでも航空防衛システムにおいて、国の領空を完全かつ強力に防衛するだけの準備ができている」と胸を張った。
アーシュティヤーニー准将によれば、ファルヴァルディーン月29日「イラン・イスラーム共和国軍の日」には、イラン・イスラーム共和国軍の陸海空のすべての部隊が国産装備を完全な姿で公開する予定だという。同准将はまた、地域情勢は特別な状況にあるとした上で、ファルヴァルディーン月29日には国軍が有するミサイルのパレードを行い、公開することを予定していることも明かした。
(後略)
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( 翻訳者:阿部文美 )
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