あなたの党首には伝わらないように:文化観光相とCHPの町長のやりとり
2008年05月19日付 Hurriyet 紙
文化観光相エルトゥールル・ギュナイ(*元CHP党員)のチョルム訪問での興味深いやりとりが明らかになった。アラジャ郡のアラジャホユック町にある歴史的地区で調査を行ったギュナイ大臣を、共和人民党(CHP)の町長ヒュセイン・サイカン氏が出迎えた。町は新たな法律により村になることを告げたサイカン町長は、ギュナイ大臣に助けを求めた。ギュナイ大臣は内務大臣に面会したこと、またこの種の文化地区における人口が2千人以下であるとしても町自治体にとどまるよう努力したと話した。
■ 感謝した
ギュナイ大臣に感謝したサイカン町長は、「閣下、うちの党首はチョルムにいますが、私はあなたとともにいる方を選びました。あなたはとても大切な人です」と話した。笑いながら、サイカン町長に答えたギュナイ大臣は、「これをあなたの党首が聞かなければいいですね。彼は私ほどに寛容ではないから。私たちにとって党は二番目、国務が一番です」と言った。
ギュナイ大臣とその妻のギュルテンさんは、ヒッタイト文明の首都として知られているハットゥーシャを調査訪問した。ギュナイ大臣は、観光の点からも非常に重要なヤズルカヤ神殿の通り道を開通した。4ヶ月前にチョルムに来た際に調査を行ったヤズルカヤ神殿を保護下に置くため指示したとし、次のように語った。
■ 夢にまで現れる
「ここは夢にまで現れます。人々が手にした石で、ここにある歴史的遺跡にいたずら書きをしている。柵をたててここを保護します。まださらなる計画があります。ヤズルカヤ神殿の上を屋根でもって囲い、外部のあらゆる要因から保護することも考えています。」
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( 翻訳者:小川玲奈 )
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