ジーコ監督の去就問題、フェネルバフチェからの回答がなければ・・
2008年05月21日付 Yeni Safak 紙
ジーコ監督は、自身の監督継続に関してクラブ経営陣に回答期限を伝えたことを明らかにし、一週間以内に回答がなければフェネルバフチェから退くと述べた。
フェネルバフチェのジーコ監督は去就が未定の中、休暇を自国ブラジルで過ごし、自身のこれからについて重要な発表を行った。ブラジルで放送しているグロボTVに話したジーコ監督は、次期シーズンにフェネルバフチェの監督を続投するかどうかは未定だと繰り返す中、クラブ経営陣に伝えた期限が迫っていることに触れた。
ジーコ監督は、フェネルバフチェ・クラブ経営陣と行った会見にも明言し、この問題について悲観視しているとも強調した。そうした中、監督は、「監督の続投決定についてフェネルバフチェ・クラブ経営陣に回答期限を伝えました。しかし、今までの話し合いはあまり前向きではありませんでした」と述べた。
同監督は、「もし、一週間以内に回答がなければ、フェネルバフチェから退きます」との言葉を初めて口にした。また、「フェネルバフチェから退いたとしても、再びヨーロッパのチームの監督を考えています」と発表した。ジーコ監督は、以前発表した声明でイタリアのラツィオ・クラブと日本代表チームからオファーを受けていると明らかにしている。さらに、ポルトガルのベンフィカ・クラブもジーコ監督に真剣に関心を示しているクラブであることが伝えられている。
■ 「監督問題について未だ新たな進展なし」
フェネルバフチェのキャプテンであるアレックス選手は、リーグ終了後一週間経過したが、監督について新たな進展はないと述べた。休暇を自国ブラジルで過ごしたアレックス選手は、自身のホームページ‘www.alex.com.br’での記載に「ジーコ監督続投や新監督の就任についてまだ明らかになっていない。自分たちはクラブ経営陣の力量を信じており、(そのことにより)新シーズンが何をもたらすか期待し続ける」との書き込みをした。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:13875 )