共和人民党サヴ議員のイスラームを侮辱した発言に対する反発ひろがる
2008年05月22日付 Yeni Safak 紙

共和人民党(CHP)の事務局長であるオンデル・サヴァ議員に対するアナトリアの市民団体からの反発が、雪崩のように勢いを増している。宗務庁マニサ支部のアフメト・オズデミル支部長は県の事務長や財務担当官、教育担当官などと共に、サヴ議員の聖地巡礼や預言者に対する発言に関して記者会見を開いた。サヴ議員の発言が、イスラームや信仰を重んじる人々に衝撃と悲しみを与えたと述べ、「CHPのサヴ議員は、率直に言ってムスリムの人々や宗教的な信仰および価値観を侮辱した。国民の価値観をけなす権利は誰にもないはずだ」と話した。

CHPの幹部らが選挙の時期にアナトリアのイスラームというスローガンを掲げ、宗教を政治の手段にしていたと話すオズデミル支部長は、今回のことで宗教および信仰に篤い人々とCHPとの距離がどれほど離れているかを露呈させたと主張した。また、共和国検察官はこの問題に関し起訴のための検討に入るべきだと説きながら、いかなる人も他人の信仰を蔑む発言をすべきではないと明示する必要があると話した。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:13885 )