保健相、医療現場での外国籍保持者受け入れ容認発言
2008年05月24日付 Milliyet 紙

レジェプ・アクダー保健大臣は医師が不足していると指摘し、「今年の医学部の割り当てを1500人近く増やす予定だ」と述べた。

アクダー保健大臣はホリデイ・イン・ホテルでの記者会見で、「医療分野において今後15-20年危険な状態だ。医師や看護師のような人材が不足しているからだ」と述べ、次のように続けた。

「まだこのことについてよく考えていない者たちや、まだ『医師の数は足りている』などと言っている者たちがいる。さらに『多すぎる』と言う者たちまでいる。高等教育機構(YÖK)の理事長に感謝している。新たな局面においてコミュニケーションを確立することができた。今年、医学部で4500人であった割り当てを6000人まで増やす予定だ。1年で1万3000-1万4000人という新たな医学部の学生がいれば、トルコで2023年までに医師の数は十分になるだろう。」

アクダー保健大臣は、トルコ国民ではない医師がトルコで働くことに関しても触れ、「国外から来たトルコ国民でない医師らがトルコで働けるよう道を開くつもりだ。このことに関して続いている議論は作り事だ。誰かの利益に反するためにこの議論はあるようなものだ」と述べた。アクダー保健大臣は、卒業証書が公平に受け入れられ、トルコ人でない医師がトルコで医師活動を行うため、医療技術同様、トルコ語を習得していることを条件に求めるつもりであると述べた。

■ イスタンブルでウイルスは見つからなかった

アクダー保健大臣は、アクサライでの伝染病に関して話し、病例では有力な要因としてノロウイルスがあり、ノロウイルスは塩素処理で殺菌できないと明らかにした。アクダー保健大臣は、この件は沈静化したとし、イスタンブルで起こったダニのケースでは今までにウイルスは見つかっていないと述べた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:13908 )