男女交際は姦通罪、自宅以外で女性が香水をつけることは非常識
2008年05月27日付 Hurriyet 紙

宗務庁は、コーランで姦通と売春は大罪とされていることを指摘し、また男女交際も姦通罪であると主張した。

宗務庁は、女性が親族以外の男性と二人きりになることは「挑発行為」であり、姦通罪になりうると警告した。また預言者が、女性が自宅以外で他人が気付く程香水をつけることは好ましくなく、これを「無作法な行為」としていることを明らかにした。
宗務庁のインターネットのサイトにおける「男女のあり方」と禁止事項に関する文で、以下のように述べられている。

■舌・口・目も姦通

「コーランでは姦通と売春が大罪とされ、姦通の現世そして来世での罰について述べられている。これと同様に男性と女性が視線をハラム(宗教上の禁止事項)から守ること、隠すべきところを覆うように命じられている。このように姦通につながる道が閉ざされるよう指示されている。ハディースで預言者は、舌、口、手、足、目といった身体器官の不義性に触れている。その一方で、姦通につながるあらゆる種類の不法な関係や、男女交際さらには男女が一緒にいることもこの種の姦通に含まれており、これらを避けるよう喚起している。なぜなら貞節と誠実さが全てであり、それだけが、それを汚しうるあらゆる種類の悪と過ちを遠ざけ防ぐことが出来るからである」

■異性関係に関する警告

「男性と女性お互いのための異性関係に関する警告である。このため他人同士(二人の間に婚姻あるいは長期にわたる結婚生活への障害が見られない)の男性と女性は、互いに距離を置いて振る舞うべきである。つまり、他人同士の女性と男性が二人きりになることも、それがもたらしうる不都合な結果を考慮し、禁止されている。ハディースでは、正式な結婚あるいは長期にわたる結婚生活への障害が見られない男性と女性が、他人の目に付かない場所で二人になることを禁止している。ハディースで預言者は『アッラーと来世を信じる者は、妻でない女性と二人きりになってはならない。なぜならこのような状況になったら悪魔が悪さをするからである』とおっしゃっている。この様な状況は相手を惑わすことになり、姦通やうわさ話を引き起こしかねないし、あるいは互いの名誉を傷つけることになる」

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:13933 )