第8期国会が開幕:新たに国会入りした議員の横顔(3)
2008年05月27日付 E'temad-e Melli 紙
上段:左からナスィーリー、アンサーリー、モギーミー、ハーシェミヤーン、下段:左からキャリーミー、キャヴァーケビヤーン、オウリヤー、ハッバーズ
上段:左からナスィーリー、アンサーリー、モギーミー、ハーシェミヤーン、下段:左からキャリーミー、キャヴァーケビヤーン、オウリヤー、ハッバーズ

改革派

 今回新たに国会入りした改革派議員には、数年ぶりに国会に返り咲いた人物が数名いる。ラフサンジャーン選出のホセイン・ハーシェミヤーンもそのような人物の一人である。彼はエスファハーン選出のモハンマド・タギー・ラフバル議員と数ヶ月しか違わないが、第8期国会で最年長議員となった〔※ハーシェミヤーンは1936生まれ〕。彼は第1期から第3期まで、ラフサンジャーン選出の国会議員として活躍、第3期では二年間、第二副議長を務めた。さらに第4期国会にも当選し、第一副議長を二年間務めた。

 モハンマド・レザー・ハッバーズはカーシュマル・ハリールアーバード・バルデスキャン選挙区選出の議員として、4回目の国会入りを果たした。彼は同地域から第4期、第5期、及び第6期国会で国会議員を務めていた。

 また、ザンジャーン市民はハータミー大統領時代に8年間にわたり西アゼルバイジャン州の知事を務めたジャムシード・アンサーリーを代表として国会に送り込んでいる。サアドッラー・ナスィーリー=ゲイダーリー博士もザンジャーン選出の議員だ。同氏はイラン天文学協会の会長で、過去にはザンジャーン大学科学部長、シーラーズ大学イラン物理学協会代表などを歴任した人物である。

 セムナーン市民は今回、モスタファー・キャヴァーケビヤーンを国会に送り込んだ。セムナーン出身の大学教授にして「人民主権党」の総書記を務める人物である。ホメイン市での選挙で勝利を収めたモハンマド・ホセイン・モギーミーは、改革派政権時代に内務省開発担当次官を務めた人物で、国家突発事故対策本部長代理や国家市町村機構長官を歴任、テヘラン市長不在期間には市長代行も務めた。

 ヤズド選出のアリー・アクバル・オウリヤーも州知事の経歴を持つ人物。ハータミー政権時代、コフギールーイェ・ブーイェルアフマド州知事を務めた彼は、ヤズド州開発担当副知事、ヤズド州行政企画庁長官、エネルギー省次官顧問、イラン国営テレビ第二チャンネル放送局長、及び国家効率機構副長官などを歴任した。

 もう一人かつて州知事を務め、今回国会議員となった人物として、モハンマド・アリー・キャリーミーがいる。彼はハータミー政権時代ケルマーン州知事を務め、第8期国会ではケルマーン・ラーヴァル選挙区から国会議員に選出された。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:13940 )