母親の殺し方、インターネットでアンケート、その後に殺害
2008年05月29日付 Milliyet 紙

17歳のある少年が、母親を殺害する前にインターネットで「どうやって殺そうか?」というアンケートをとっていた。遺体を13に切断した後、少年は友人と会い、仕事へ行った。

ブルサの屋外喫茶店でウェイターとして働いている少年M.F.(17)は、母親のアシイェ・Fさん(46)を殺害した後、遺体を13に切断した。少年M.F.は、遺体を海へ遺棄しようと準備していたところを、友人の通報によって逮捕された。少年はインターネットサイトでコミュニティをつくり、「母親をどうやったら殺すことができるのか?」というアンケートをとっていたことが明らかになっている。警察はこのコミュニティの参加者を調査している。

オスマンガーズィに住み、繊維業に従事していたアシィエ・Fさんと別居中の夫、ハリル・Fさんはベルギーに住んでいる一方で、二人の娘S(25)とN(20)はアンカラの中東工科大学で教育を受けていた。少年M.F.は高校一年のとき2年続けて留年したため、昨年、放校となっていた。
少年は、母親が家計を支えることが難しかったため、ウルダー(山)街道にある喫茶店でウェイターとして働き始めた。仕事以外の時間をインターネットカフェで過ごし、フィンランドのロックグループ、HIMのボーカルである ヴィレ・ヴァロのファンだった少年は、髪を赤く染め、爪には黒と赤のマニキュアをし、ヴァロのような服装をするようになった。
インターネットのあるサイトでコミュニティをつくった少年は、「母親をどうしたら殺すことができるか?」というタイトルの下に(a)ナイフ、(b)絞殺、(c)拳銃、(d)毒殺、という選択肢を設けたアンケートを作成した。

■悪魔崇拝をしていた?
悪魔崇拝をするグループに参加し、覚せい剤を使用していたと主張されている少年M.F.は、母親とたびたび口論をするようになった。月曜の夜も母と息子の間でまた口げんかとなっていた。少年M.F.は、手にしたナイフで母親を素早く刺し、首を絞めた。その後、外出し、幼なじみのKと会った。その後、帰宅し、一晩寝たあと、翌日の火曜には何事もなかったかのように喫茶店に出勤した。
昼ごろに仕事から戻った少年は、母親の遺体を13に切断し、遺体をゴミ袋に詰め、夜にこっそりと運び出すため建設中の2階に置いた。家の中も洗剤で洗い、臭いを消すためにスプレーをかけ、再び友人に会いに出かけた。

■友人が通報
少年は、2人の友人と名前が伏せられている女友達に、母親を殺害しバラバラにしたと説明し、ゴミ袋に詰めた遺体を海に捨てようと考えていると言い、助けを求めた。少年M.F.が気付かないうちにそばから離れたひとりの友人が、交番に通報し、警官が少年M.F.を拘束した。
[後略]

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:13943 )