欧州選手権、トルコがスイスに逆転勝ち テリム代表監督「雨がやむようにと祈っていた」
2008年06月12日付 Zaman 紙

サッカートルコ代表チームのファーティフ・テリム監督は、「トルコにとって選手権が新たに始まった」と勝ち点3の勝利の喜びをかみ締めた。ホームチームのスイスに対し勝利したことは非常に重要だと言い、「まだ選手権に残っている」と話した。

試合中、雨が止むことをひたすら祈っていたという監督は、重い芝生の上で全ての選手が最善を尽くしたと話した。「セミヒはゴールを奪う選手であり、その任務をいい時間帯に立派に果たした。トゥンヂャイは最後の90分まであのようなプレーができる、身体能力の高さを見せつけた。セルヴェット、キーパーのヴォルカン、ハカン・バルタ、ハミトは多少不調だったかもしれない。セミフは、ゲームにおいて常になくてはならない存在だ。」

一方、MVPに選ばれたアルダ・トゥランがドーピング検査で不在のため、代理として監督が賞を受け取る一幕もあった。

代表Aチームの守護神ヴォルカン・デミレルは、スイスに勝利したあとのインタビューでスイスメディアに対して挑発的な言葉を送った。チームとして選手の勝ちたいという気持ちが非常に強かったと言い、「試合に勝てないと、予選グループ敗退だった。厳しい条件だったが、全力を尽くした。ここでは全員がゲームを組み立てている。日曜のチェコ戦では成果をあげて予選突破したいと思う。最善を尽くして頑張りたい。今日彼ら(スイス)はケバブになり、我々はそれを食べた。ごちそうさま」などと話した。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:14056 )