イラク石油省は、６カ国の石油公社に対して、今後の入札への参加を許可した。以前に発表されている入札参加可能な国際的事業を展開する35社に加え、トルコ、ベトナム、パキスタン、タイ、アンゴラ、アルジェリアの公社も追加されたことが明らかにされた。
石油省のアスム・ジハード報道官は、比較的小規模な油田・ガス田の採掘のための入札参加については、複数の企業に招待通知を出す準備をしていることを明らかにした。同報道官は招待通知を出す日時を明らかにはしなかったが、一方で「石油省は、最初の入札を行ってすぐに、次の招待通知を出す可能性があります」と述べた。
一方、イラクの地質を熟知している国がトルコであると述べるエネルギー省のヒルミ・ギュレル大臣は、こう話した。
「この件について以前に共同プロジェクトを行ったことがあります。この事業をしつこく追いかけるつもりです。これは単なる石油採掘の問題ではなく、同時に当該地域の開発・安定、そして平和目的にトルコが協力しようという試みなのです」
イラク石油省の推測によると、イラクは1150億バレルの石油、および3兆1700億立法メートルの天然ガスを埋蔵している。
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（ 翻訳者:指宿美穂 ）
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