トルコサッカー協会運営委員会は、今日(1日)行われた会議の後に代表チームのファーティフ・テリム監督が2012年まで代表チームのトップとして残留することを発表した。
今日トプラクホールディングで行われたサッカー協会運営委員会の会議は、約2時間続いた。会議後、会長のハサン・ドアンはサッカー協会運営委員会のメンバーであるレヴェント・クズルとともに記者会見を行い、ファーティフ監督とは2010年までの契約であるが、2012年まで契約を延長することで合意したことを発表した。ハサン・ドアンは以下のように話した。
「今日代表チームのファーティフ・テリム監督と協会で会いました。彼との契約は2010年まででした。ですので私たちは彼に2010年までチームのトップとして残ってくれるよう申し入れました。彼自身も代表チームのトップとして2012年まで喜んで残ると言いました。私たちはこの発表の後に、ファーティフ監督との2010年までの契約を2012年まで延長するという決定を下しました」
代表チームが欧州選手権から凱旋したことを強調したドアン会長は、以下のように述べた。「ファーティフ・テリム監督と選手たちのこの業績を祝福します。選手たち、監督およびコーチ陣そしてサポーターたちはヨーロッパで、最高の「トルコの姿」を示してくれました。こうした成功は、団結と協同のたまものです。そこではみな一緒に喜び、悲しみました。私たちを応援してくれた政府関係者にも感謝します」
ハサン・ドアン会長は、欧州選手権の最後まで残ったこと、すでにワールドカップに向けて準備をしていることを述べた。また、「欧州選手権でのこの結果に関して、問題はまだ解決されていません。この試合(の結果)に浮かれていてはいられません。
私たちの前にはワールドカップという試練があります。グループにはスペインのような手強いライバルもいます。欧州選手権のことは忘れ、すぐにワールドカップに備えます」と語った。
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( 翻訳者:白石百合子 )
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