ラヒーム=マシャーイー副大統領「イランはアメリカ人の友人」
2008年07月20日付 E'temad-e Melli 紙

【ファールス通信】副大統領は、「現在イランはアメリカやイスラエルの人々の友人である。世界のどの国民もわれわれの敵ではなく、これは名誉なことである。我々はアメリカ人を世界で一番優れた国民であると考えている」と述べた。

 エスファンディヤール・ラヒーム=マシャーイー副大統領〔兼文化遺産観光庁長官〕は昨日の朝、イラン国営放送の会議室で開催された「観光産業における変革と繁栄〔※〕」集会の中で、「ある一つの宗教を世界に押しつけようとする時代は終わった。今日の世界は、最も美しいメッセージを聞こうと、今まで以上に開かれたものとなっている」と語った。
〔※「変革と繁栄」は今年度(2008年3月22日〜)のイランの標語〕

〔中略〕

 副大統領は語気を強める。「我々は世界中のどの国民とも戦闘状態にはない。8年間の戦争〔イラン・イラク戦争〕では〔国土の〕防衛をしたに過ぎず、一日たりとも〔侵略のために〕戦争をしたことはないのである」。

 マシャーイー氏は以下のように続けた。「現在イランはアメリカやイスラエルの人々の友人である。世界のどの国民も我々の敵ではなく、これは名誉なことである。もちろん我々には敵がいる。世界でもっとも意地汚い敵意がイラン国民に向けられているのだ。我々はアメリカ人を世界で最も優れた国民であると考えている」。

〔中略〕

 マシャーイー氏は最後に、いつか外国人が観光でイランに入国する際、ビザが不要になる日が来ることを願うと希望を述べた。

〔後略〕

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( 翻訳者:綿引香緒里 )
( 記事ID:14359 )