速報!イスタンブルで悪意に満ちた爆発事件 17人死亡、109人が負傷
2008年07月28日付 Zaman 紙

トルコは、エルゲネコン・テロ組織の流血事件を議論している一方で、昨夜、悪意に満ちた襲撃にあった。人々が夜の散歩に出る大通りで、テロリストたちは、最初に音爆弾を爆発させた。人々が集まったとき、効力のあるふたつ目の爆弾が爆発した。この爆発で、17人が死亡する一方、109人が負傷した。

邪悪なテロが昨夜、イスタンブルで起こった。ギュンギョレンで発生したふたつの爆発で、3歳の子どもひとりを含む17人が死亡し、109人が負傷した。何の罪も無い一般の人々を標的とした攻撃は、夜22時5分に発生した。車両通行止めとされたショッピング・散歩エリアで起こった最初の爆発は、電話ボックスで起こった。メンデレス大通りでは生死に関わる大騒ぎとなる一方で、周辺住民は気が動転して自宅から通りへ飛び出た。約10分後、今度はごみ箱で2回目の爆弾が爆発した。死亡した人の大半の命はこのときに失われた。通りで歩いていた人やベンチで座っていた人々がこの爆発の破片の標的となった。負傷者を助けようとして通りに出た人たちも、この邪悪な攻撃にさらされることとなった。この地域は特別警戒態勢がとられる一方で、救急車両は負傷者を周辺の病院へ搬送した。

現場を訪れたハヤーティ・ヤズジュ国務大臣は、テロリストたちが人々の関心をひくために、最初に音爆弾を使い、その後に効力のある爆弾を爆発させたと述べた。イスタンブル知事のムアッメル・ギュレル氏も、この事件がテロ攻撃であることを強調した。ギュレル知事は、「国民の皆さんに哀悼の意を表します。これは邪悪で呪われるべき事件です。悪意に満ちた試みです。国民の皆さんには、団結とテロに対する毅然とした態度を呼びかけます」と述べた。
[後略]

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( 翻訳者:山下王世 )
( 記事ID:14379 )