ボドルムでバカンスしながら外交も シリア大統領とエルドアン首相
2008年08月06日付 Milliyet 紙
シリア大統領バッシャール・アル・アサド大統領が、一週間の休暇のため夫人とボドルムを訪れた。エルドアン首相とエミネ夫人、そして娘のスメッイェ・エルドアンさんがアサド大統領夫妻を出迎えた。アサド大統領とエルドアン首相は昼食を共にした。
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とシリアのバッシャール・アサド大統領がボドルムで会した。エルドアン首相はエミネ夫人と娘のスメッイェさんと共に昨日5日11時50分にミラス・ボドルム空港に到着。12時15分にアサド大統領とエスマ夫人を乗せた飛行機も到着した。エルドアン首相とエミネ夫人は、アサド大統領夫妻を飛行機の扉のところで出迎えた。お互いに抱き合いキスをしたエルドアン首相とアサド大統領、そしてその夫人たちは記者の求めに応じて共にカメラに収まった。その間、治安部隊が空港周辺で広範にわたり警戒態勢をとった。
ミラス・アタテュルク小学校の2人の小学生が民族舞踊の衣装を着て、エルドアン首相とアサド大統領夫妻に花を渡した。約80人の報道関係者が注目するエルドアン首相によるアサド大統領の出迎えでは、混雑を避けるため記者の半分しか空港のエプロンに入れなかった。
VIPルームで約30分、歓談しながらオレジンジュースを飲んだエルドアン首相・アサド大統領両夫妻は、その後ボドルム・トルバの5つ星ホテルであるリクソスホテルへ向かった。アサド大統領とエルドアン首相は昼食を共にした。
4時間にわたる会談
エルドアン首相は、リクソスホテルでアサド大統領とエスマ夫人のための歓迎昼食会を催した。三階建のヴィラで行われた会談は、当初2時間の予定であったが4時間にも及んだ。実現したアサド大統領との会談に、途中、シリアの外務大臣も加わった。会談では、両国関係や地域問題、イラクの安定と治安、パレスチナ問題などが話し合われた。この会談ではキルクーク問題についても検討され、トルコとシリア双方のアプローチが一致したことも明らかになった。
この記事の原文はこちら
この記事の原文はこちら(PDF)
( 翻訳者:牧 史織 )
( 記事ID:14442 )