イラン北西の反革命分子への攻撃計画、策定される
2008年08月18日付 E'temad-e Melli 紙

【エッテマーデ・メッリー】イラン軍事当局は、同国戦闘機の燃料補給なしでの飛行距離を3000キロまで延ばしたこと、またイラン北西の反革命分子を攻撃するための計画が策定されたことを伝えた。

 革命防衛隊総司令官のジャアファリー少将は、「複数の計画を策定済みであり、われわれはイラン北西地域に対して非常に明るい将来を思い描いている。反革命分子は致命的打撃を被ることになろう」と述べた。

 総司令官は、「敵は神聖なるイラン・イスラーム共和国体制を転覆せしめんと、イラン北西部及び西部国境地帯に莫大な費用を投資している。そのため革命防衛隊は、地域における彼らの陰謀を無力化すべく、人民勢力を活用するつもりだ」と語った。

 ジャアファリー総司令官は革命防衛隊の存在意義に言及しつつ、「革命防衛隊の新たな機構と変革は、戦闘能力、信仰心、ならびに精神力の強化と、陸上部隊と抵抗部隊〔※民兵部隊バスィージを指す〕の一体化を目的としている」と述べた。

 イラン・イスラーム共和国軍空軍司令官もまた、イランの戦闘機が燃料補給なしでの飛行距離を3000キロまで延ばしたことを発表した。

 ISNAの報道によれば、アフマド・ミーガーニー空軍准将は土曜日(8月16日)夜、第12代隠れイマーム生誕日及びイラン人捕虜祖国帰還記念日に際して行われたセレモニーの傍らで、記者団に「空軍は絶えず自らの戦闘能力を向上させている。最適化及び最新化の面で大いなる発展を遂げてきた」と述べた。

 同氏は続けて、「最新化の次元で言えば、ステルス戦闘機の製作で順調に成功を収めてきた。また射程距離数十キロの遠距離爆弾、ならびにピンポイント爆弾の製作でも順調に成功を収めてきた」と付け加えた。

〔後略〕

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
関連記事(革命防衛隊総司令官「ホルモズ海峡の封鎖は容易に可能」)

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:柴田愛子 )
( 記事ID:14529 )