【政治部】初の国産通信衛星が、イラン製打ち上げミサイルによって宇宙に発射された。
ファールス通信によれば、通信衛星「オミード(希望)」は昨日夕方、イランのスペースセンターから、イラン製ミサイル「サフィール(メッセンジャー)」により宇宙へと発射された。「オミード」は第12代隠れイマーム「ヴァリー・アスル(時の主)」の生誕日に際してイラン国民へ贈られたプレゼントである。
純国産の技術を備えた先端衛星「オミード」は、イランの専門家らにより製作された。これは、一部の先進国が「オミード」のシステムに用いられている最小の部品さえも、イランに提供しようとしない中でのことである。
これに先立ち1386年バフマン月11日(2008年1月31日)には、革命の勝利を祝う「ファジル(夜明け)10日間」を記念して、大統領及び文官・武官双方の高官らが見守る中、衛星打ち上げ前の飛行環境を確認するための探査ロケット1号が宇宙に向け発射されている。同ロケットの打ち上げは、世界でも大きな反響を呼んだ。
いまやイラン・イスラーム共和国は、衛星・打ち上げミサイル両方を保有する世界でも有数の国の一つである。
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( 翻訳者:柴田愛子 )
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