金メダル獲得を90%確信していた レスリングのラマザン・シャーヒン選手
2008年08月21日付 Yeni Safak 紙
ラマザン・シャーヒンは、試合後行われた記者会見で、この階級で新たな世界チャンピオンとなり、金メダル以外、考えもしなかったと述べた。
オリンピックでトルコに初の金メダルをもたらしたラマザン・シャーヒンは、勝利を確信していたと述べた。ラマザン・シャーヒンは、「金メダルが取れることを90%確信していました。なぜならオリンピック直前のこの階級での世界チャンピオンは私だったからです」と述べた。シャーヒンは、「私のライバルもとても強い選手です。昨年はお互い勝敗を分けました。今回はまた私が勝ったのでとても嬉しいです」と述べた。
■ブブカからのメダル
ロシアのダゲスタン共和国(自治区)から3年前に移住し、トルコ国民となったシャーヒンの言葉をトレーナーのアデム・ベレケトが訳した。シャーヒンのメダルを、ウクライナの世界的に有名な元棒高跳び世界記録保持者で、国際オリンピック協会実行委員会委員のセルゲイ・ブブカがかけた。シャーヒンは、2008年の北京オリンピックで初めて独立行進曲を流すことができたことに、誇りを感じた。
■報奨金は2000共和国金貨
トルコにオリンピックで金メダルをもたらしたラマザン・シャーヒンは、2000共和国金貨を手にした。「第25531号スポーツ活動で目覚ましい成果を残した選手への報償に関する規定」に照らし合わせ、ラマザン・シャーヒンは2000共和国金貨を手にする予定である。オリンピックで1996年にレスリングフリースタイルで当時金メダルを獲得したアマスヤのシェケルスポル・クラブ会長マフムト・デミルもシャーヒンへ自動車を贈る予定である。
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( 翻訳者:小野寺香織 )
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