メルスィンで失敗、今度はイズミルで爆発事件
2008年08月22日付 Yeni Safak 紙
メルスィンでPKKのテロリストが警察署爆破を計画し、バリケードを張った警官の頭上を車両で飛び越え自爆したが、その後テロリストはイズミルに姿を現した。
テロリストは、警察送迎車両と軍の車両が通る際に、携帯電話をリモコン起爆装置とした爆弾を積んだフォルクスワーゲンの車両を遠隔操作で爆発させた。この爆発で送迎車両に乗っていた警官8人、大佐1人を含む軍人3人、近くにいた一般市民7人が負傷した。
■(設定時間より)早く爆発した
テロリストは、昨日の朝7時45分頃イズミルのコナック県エシュレフパシャ区イェシルリッキ通りのエルカ停留所近くを、警察の特殊部隊の送迎車両とその後ろの軍当局の車両が通る際、3階建てのビルの前に駐車してあった爆弾を積んだ車両を遠隔操作で爆発させた。爆発で爆弾を積んだ車両はバラバラになり、送迎車両は損傷を受けた。この爆発で、大佐1人を含む軍人3人、警官8人、一般市民7人が負傷した。目撃者によると、爆弾を積んだ車両は送迎車両から3メートルのところで爆発した。関係者は、爆弾が(設定時間より)早く爆発したおかげで、死者が出なかったと述べている。
■盗難車両
現場検証を行っている警官隊は、爆発した車両がイスタンブルで1年前に盗まれたものであることをつきとめた。偽ナンバープレートのフォルクスワーゲンの車両に関して調査が始まった。警官隊は、車両に積まれた爆弾の威力を手がかりに、爆発物が20キロ以上であるとみていると語った。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
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