県の環境森林局は、首都での野良犬の数が10万匹を超えたと述べた。環境森林局、広域市役所および他の自治体は、これまでに10万匹の野良犬のうち8千匹しか健康調査ができていない。
今年の4月までに野良犬のうち2185匹が自治体によって去勢された。3445匹は健康調査が行われ、治療された。1455匹の野良が予防接種をされ、410匹にはチップが付けられた。
約4年間、『野良犬のための保護施設を求めている』アンカラ広域市およびその他の自治体は、いまだに野良犬のための保護施設を設けていない。トルコの首都では現在、チャンカヤ区役所がユズンジュユル街区とロザンパルク、ミュフィイェ、ギョルバシュ区役所がギョルバシュにある保護施設で、野良犬関連の業務を行っている。アルトゥンダーとイェニマハッレ区役所は、小規模な施設で約100匹の野良犬を飼育している。
アンカラでは、チャンカヤ区のインジェス、ユズンジュユル、ビルリキ、ユルドゥズ、ディキメン、バルガト地区およびエトリッキカルデシレル街区、そしてイェニ街区を筆頭に住民たちは苦悩している。なぜなら野良犬が原因で、子どもたちが通学を怖がる状況にまで来ているからだと言う。この地域では群れをなして徘徊する犬たちが時々大人や子どもに襲撃し、特に夜中に犬の鳴き声で眠れないという。
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( 翻訳者:新井慧 )
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