アラブ連盟外相会議、イスラエルのレバノン威嚇を非難
2008年09月09日付 Al-Nahar 紙

■ アラブ連盟、イスラエルのレバノンに対する威嚇を非難
■ パレスチナ各派対話のフォローアップへ[違反者への]制裁規定の提案

2008年09月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【カイロ:ジャマール・ファフミー】

 アラブ諸国外相は昨日、アラブ連盟評議会の第130回定例会合を開いて、イスラエル政府高官が最近「レバノンの民間用施設とインフラ」に対する攻撃を警告したことについて非難し、「国際法に対するあからさまで重大な違反行為だ」と表現した。また、「(ラフィーク・アル=ハリーリー元首相の暗殺に関する)国際的な性格を有する法廷の活動を完遂し、復讐や政治利用とは無関係に真実を明らかにする」よう呼びかけた。

 アラブ諸国外相は、先月のミシェル・スレイマーン大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領が両国の外交関係樹立に合意したことに触れ、「レバノンには然るべき憲政上の手続きにしたがって政治的選択を行う主権国家としての権利があり、姉妹国や友好国との間で、主権と独立、国益と対等性を相互に尊重するとの原則に基づいて国交を樹立する権利がある」と強調した。また、「レバノン国家には、武器の密輸を含むあらゆる侵犯行為から国境を守る権利がある」とあらためて強調した。

 アラブ連盟はヒズブッラーとイスラエルの捕虜交換によって「イスラエルの牢獄からレバノン人捕虜や勾留者が解放された」ことを歓迎した。

 レバノンに関する決議は、アラブ連盟評議会の定例会合において恒例となっている諸問題に関するその他数十の決議とともに、特に対立点もなく採択され、アラブ諸国の外相は各国のアラブ連盟駐在大使が日曜日に準備した草案を採用した。ただ、パレスチナ情勢に関する決議だけは夜の会合の殆どの時間を費やして、深夜過ぎまで議論が行われ、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領がイスラエルのエフード・オルメルト首相と行っている交渉の最近の展開や、イスラーム抵抗運動「ハマース」が1年以上前にガザ地区を制圧して以来のパレスチナの深刻な分裂状態に解決策を見出すためエジプト政府の仲介によって行われているパレスチナ各派の国民対話について協議がなされた。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:14732 )