チチェキ副首相、「PKKは海外から最も大きな支援を受けているテロ組織」
2008年09月20日付 Zaman 紙

ジェミル・チチェキ副首相は、ブリュッセルでヨーロッパ諸国に対しテロ批判を行った。チチェキ氏は、「世界に多くのテロ組織がある。しかし、はっきりという必要があるなら、PKK(クルド労働者党)は、世界で海外から最も多くの支援を受けているテロ組織だ。トルコはこの組織のみならず、この背後にいる支援者らとも闘っている」と述べた。

チチェキ氏は、アマスヤ選出の国会議員アキフ・ギュッレ氏とともに、ヨーロッパ・トルコ民主主義者連合のブリュッセルでのイフタール(断食明けの夕食)行事に参加した。チチェキ氏はここで行った演説で、まずテロ組織PKKに対するヨーロッパの姿勢を批判した。そしてトルコがテロとの闘いで直面している困難について説明し、「我々の友好国、同盟国には、テロとの闘いにおいてより親密で、より断固たる協力体制を望んでいる。この筆頭がベルギーであることは疑いない」と語った。

チチェキ氏は、出稼ぎトルコ人労働者が通関の際や電子システムを利用して投票できることについても発言につけ加えた。

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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:14738 )